取締役専務挨拶

CEO

取締役専務 渡邉孝行

 私たちは社員一同、今後、さらに進化していく世界の産業技術に遅れないよう日々の努力を重ね技に磨きをかけてきました。例えば、平成9年から始めたCNC工具研削盤の導入と同時に、製造にも段階的に力を入れ、メーカー品にはないサイズや形状の製作を可能としました。例えば、環境問題が叫ばれてから久しい昨今、すこしでも無駄を省こうと、お客様の折れてしまった刃物のシャンク部を利用する再製作も新品同様の精度で行えるようノウハウを蓄えてきました。例えば、使い捨てのスローアウェイ工具が需要を増すなか、各種チップや三菱のiMXなどの再研磨への対応も進めています。私たちは常に向上することを選択し続けてきました。そして、これからも選択し続けるでしょう。今、工場内の設備を見てみれば、高精度なCNC工具研削盤や測定器が所狭しと並んでいます。さらに、社長との会話の中で海外製を含めたワンランク上の機械の導入も視野に入れようという案も出ていましたが、今年中には宇都宮製作所の「CNC工具研削盤TGR-250」の導入が行われることになりました。これを機に、より広い分野から仕事のオファーがいただけるよう、いっそう努力していきますので、なにとぞよろしくお願いします。(平成28年8月)